日本放射線影響学会 / THE JAPANESE RADIATION RESEARCH SOCIETY

【2/23開催】医療放射線防護連絡協議会主催 第41回 医療放射線の安全利用 フォーラム

  • 2020年01月21日

第41回「医療放射線の安全利用」フォーラム開催案内
           主催:医療放射線防護連絡協議会

「法令改正等に伴う医療放射線の安全管理」をテーマについて今回は2部構成で開催します。Ⅰ部の午前中は、医
療法施行規則改正に伴う医療放射線安全管理者の配置や医療被ばく線量の測定管理・記録等について、Ⅱ部の午
後からは、医療分野における水晶体被ばく防護と線量管理 *医療領域の水晶体被ばく防護のガイドライン* 
について行います。なお、午前中の1部は先般の医療放射線管理講習会の東京会場が、台風19号の影響により多
く方が参加困難となったことを受け、医療法施行規則改正に関連した内容とします。日頃、医療放射線の安全管
理に携わっている方々や来年度に向けて院内の診療用放射線の安全利用のための指針策定に係る医療放射線安全
管理責任を担当する方々のご参加をお待ちしております。なお、講習会を受講された方には、関連学会等の更新
認定点数(注:IVR認定技師のことです)及び放射線安全教育の受講終了証を発行(注:これを院内に提出する
とその年のRI法の放射線安全教育は免除可能)します。医療放射線の安全利用に関心のある方は、奮ってご参
加下さい。

日 時:令和2年2月23日(日)9:20~15:30
場 所:首都大学東京 荒川キャンパス講堂(東京都荒川区東尾久7-2-10)
  日暮里・舎人ライナー「熊野前」駅下車徒歩3分、都電荒川線「熊野前」駅下車徒歩3分、田端駅から都営バ
ス端 44 系統「北千住駅行」に乗車、「首都大荒川キャンパス前」下車徒歩 0 分

◆プログラム
9:20~9:30  開催の挨拶 佐々木 康人(医療放射線防護連絡協議会会長)
9:30~11:20 Ⅰ部:医療法施行規則改正に伴う医療放射線安全管理体制の対応
*医療放射線安全管理者の役割*
1.教育講演(1) (30分)
    演題:医療放射線安全関連法令の改正と診療用放射線の安全利用について
    演者:大野 和子(京都医療科学大学 医療科学部)
2. 教育講演(2) (30分)
    演題:医療現場における法令改正に伴う具体的な医療放射線安全管理体制の対応と
    医療放射線安全管理者の役割*北里大学の場合*
    演者:井上 優介 (北里大学医学部放射線科学画像診断学)
3.教育講演(3) (30分)
    演題:医療放射線施設の立入検査
    *医療放射線利用の安全管理規則改定における東京都の対応*
    演者:小林 剛(東京都福祉保健局医療政策部医療安全課)
4.質疑応答 (20分)
~~~~~~~~~~~~~~昼休憩(11:20~12:30)~~~~~~~~~~~~~~

12:30~15:30 Ⅱ部:水晶体被ばく防護対応*医療領域の水晶体被ばく防護のガイドライン*
1.基調講演(40分)
    演題:医療放射線における放射線安全の最適化
    演者:井上 優介 (北里大学医学部放射線科学画像診断学)
2.シンポジウム(各20分)
1.水晶体の線量限度改正とガイドライン 横山 須美(藤田医療大学)
2. 医療領域の水晶体被ばく防護ガイドライン 大野 和子(京都医療科学大学)
3. 整形外科領域の職業被ばく低減への対応 伊藤 淳二(青森県立中央病院)
4.IVRの皮膚障害に関するガイドラインQA改訂版 松本 一真(兵庫医科大学)
~~~~~~~~~~~~~~休憩(14:10~14:20)~~~~~~~~~~~~~~
3.総合討論 (14:20~15:20)
指定発言:原子力規制庁・放射線防護グループ 担当官
閉会の挨拶:菊地 透(医療放射線防護連絡協議会総務理事)


◆ 参 加 費:5,000円 (講演要旨集代含む)
    Ⅰ部のみ 2,000円
    Ⅱ部のみ 3,000円
    学生1,000円(大学院生は除きます、学生証をご持参ください)
◆ 申込方法:メールでお申し込みください。Ⅰ
(原則メールですが FAXでも受付します)
◆ 申 込 先: 医療放射線防護連絡協議会 事務局
E-mail:jimusitu@jarpm.net Fax:052-526-5101