日本放射線影響学会 / THE JAPANESE RADIATION RESEARCH SOCIETY

令和2年(2020年)3月末で定年退職された正会員の先生方へ

  • 2020年04月01日
  • 理事長

令和2年(2020年)3月末で定年退職された正会員の先生方へ

先生方におかれましては、長年に亘り、一般社団法人日本放射線影響学会の発展のためにご尽力頂きましたこと
を深く感謝申し上げます。

当学会は、医療や産業になくてはならない放射線の物理、化学、生物、医学そして環境学や防護にいたるまで社
会的にも学術的にも重要な知見を提供する伝統ある学会として活動して参りました。今般の社会情勢に鑑み、関
連学会(最近は、日本保健物理学会、日本放射線腫瘍学会、日本医学放射線学会、日本放射線技術学会、日本小
児放射線学会、日本遺伝学会、日本原子力学会など)と連携して異分野との融合により新たな分野を切り開く試
みや、「温故知新」を通して新たな活路を見いだすために、放射線影響研究分野の過去にもよくご精通されてい
る諸先輩の先生方と現役の先生方との合同シンポジウムなどの試みも始めています。

今後の当学会の存在価値を高めるためには先生方の豊富な経験はなくてはならないものです。そこで、定年退職
を迎えた先生方におかれましては、今後も継続して私たちにご指導・ご鞭撻をお願いする次第です。当学会が一
般社団法人化したときに、終身会員制度を設けました。これは、会費(6万円)を一括納入された会員を終身会
員とさせていただき、通常の正会員と同様の学会参加や情報提供を終身保障させていただくものです。現在、終
身会員は65歳以上の方を対象としておりますが、65歳未満で定年退職を迎える先生方へも対象を広げられるよう
令和2年度に発足する理事会で速やかに検討を行う予定です。

今後とも先生方のご指導を賜りたく、定年退職を機にご退会されることなく当学会の正会員もしくは終身会員と
してご支援して頂けます様、ご高配の程宜しくお願い申し上げます。

一般社団法人 日本放射線影響学会
理事長 島田 義也