日本放射線影響学会 / THE JAPANESE RADIATION RESEARCH SOCIETY

【8/28開催】市民小フォーラム 知りたいこと、伝えたいこと~放射線被ばく影響の科学的考え方~

  • 2016年08月16日

日本放射線影響学会会員の皆様

大阪大学の真鍋です。

表題のようなイベントを8/28、15時より大阪大学中之島センターにて実施致します。

なお、趣旨、プログラムは以下のようになっております。

趣旨:
「科学の信頼を取り戻すこと」、これが今回の福島事故の課題です。科学への信頼失
墜は、人類の歴史に長く影響するでしょう。そんな思いから私たちは、科学者・市
民・福島県外避難者、学生が一緒になって放射線の影響についての知識を、噂ではな
く、事実に基づいて調べてみようと勉強会を始めました。その成果として5年がか
りで出来上がったのが「放射線 必須データ32」です。世界初といってもいいこの共
同作業を通じて完成したこの本を手掛かりに、これからさらにたくさんの「分か
りたい」と思っている方々と議論し、知識を共有していきたいと願っています。その
第1弾として、この活動を始めるにあたって皆さんの率直なご意見や「何が知りた
いか」など意見交換を行いたいと以下のような企画を立てました。放射線の影響につ
いて様々な立場から、意見を交換し今後の活動につなげていきたいと希望していま
す。これからみんなと手をつないで頑張ります! みなさんのご参加を心からお待ちし
ています。

プログラム:
1. 初めの挨拶
1.1.嶋田一義(科学技術振興機構科学コミュニケーションセンター 調査役)
1.2.中野貴志(大阪大学核物理研究センターセンター長)
2.「市民と科学者を結ぶ放射線コミュニケーションのネットワーク 基盤構築」の趣旨
と目的
 坂東昌子(NPO法人知的ネットワークあいんしゅたいん)
  15分講演 + 5分質疑応答
3.「だれに、なにを届けるのか」
(小出重幸:ジャーナリスト)
  10分講演
4.「今、知りたいこと、当時知りたかったこと」(仮題)
(佐藤勝十志(滋賀県内避難者の会)and 西本由美子(ハッピーロードネット)(5分ずつ)

5.コメント1:「今、知りたいこと、当時知りたかったこと」
   (土田理恵子:「放射線 必須データ32」ファシリテーター) 5分講演
  コメント2:「放射線 必須データ32:被ばく影響の根拠」では不十分なこと(仮題)
   (角山雄一:京都大学、「放射線 必須データ32」編集委員)5分講演
6. 会場との意見交換
 
(司会者:中島裕夫&角山雄一)

下記のURLから申し込むことが出来ます。

http://networkofcs.xsrv.jp/citizenforum.html

ご参加お待ちしております。