日本放射線影響学会 / THE JAPANESE RADIATION RESEARCH SOCIETY

【11/28開催】日本保健物理学会シンポジウム

  • 2016年09月05日

日本保健物理学会シンポジウム
放射線防護標準化委員会―ガイドライン紹介―
福島第一原子力発電所事故復旧時の放射線管理の課題 ~水晶体被ばく・生物影響の観
点から~

○ 日時:2016年11月28日(月) 10:00~15:30
○ 場所:東京大学 工学部2号館212講義室
     http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_04_03_j.html

○ 趣旨:
日本保健物理学会の常設委員会である放射線標準化委員会と、学会に設置した専門研
究会“水晶体の線量限度に関する専門研究会”のシンポジウムを開催いたします。
午前中は、放射線防護標準化委員会から、ガイドライン「女性放射線業務従事者の妊
娠期間中の線量管理方法(案)」及び現存被ばく状況における廃棄物管理に関する
作業会での検討状況について紹介した上で、それぞれの課題について参加者と検討す
るシンポジウムを開催します。午後は、2015年度から活動している“水晶体の
線量限度に関する専門研究会”の活動の一環として、福島第一原子力発電所事故復旧時
の放射線管理に関して、水晶体被ばく・生物影響の観点から課題を抽出し検討す
るシンポジウムを開催いたします。ご興味のある方は奮ってご参加ください。

○ プログラム
【第一部】放射線防護標準化委員会―ガイドライン紹介―

10:00-10:10 開会挨拶        吉田 浩子(東北大:企画委員長)

座 長 山本 英明(原子力機構)

10:10-10:30
ガイドライン「女性放射線業務従事者の妊娠期間中の線量管理方法(案)」について 
服部 隆利(電中研)

10:30-10:45
 質疑応答

10:45-11:10
現存被ばく状況における廃棄物管理に関する放射線防護の課題 
大越 実(原子力機構)

11:10-12:00
質疑応答

12:00-13:30(休憩)


【第二部】福島第一原子力発電所事故復旧時の放射線管理の課題
 ~水晶体被ばく・生物影響の観点から~

座 長  赤羽 恵一(量研機構)
13:30-14:25
福島第一原子力発電所事故復旧作業における放射線管理の現状       
林田 敏幸(東京電力)
福島第一原子力発電所における緊急作業従事者の水晶体混濁発症調査について
佐々木 洋(金沢医大)

14:25-14:45(休憩)

14:45-15:25
総合討論:今後の廃炉作業等に向けて 水晶体被ばくの管理の観点からの課題
パネリスト:佐々木 洋(金沢医大)  林田 敏幸(東京電力)、
立崎 英夫(量研機構)  浜田 信行(電中研)
今後の廃炉における放射線防護 林田 敏幸(東京電力)
廃炉における線量管理の課題 立崎 英夫(量研機構)
最近の生物影響及び疫学研究の観点から 浜田 信行(電中研)
さいごに                赤羽 恵一(量研機構)

15:25-15:30 閉会挨拶      伊知地 猛(電中研:企画委員)


主 催 一般社団法人 日本保健物理学会
共 催 一般社団法人 日本放射線安全管理学会
協 賛 一般社団法人 日本放射線影響学会、公益社団法人 日本放射線技術学会(依頼中)、
日本白内障学会(依頼中)、水晶体研究会(依頼中)
参加費 正会員(日本放射線安全管理学会正会員を含む)2,000 円
学生会員 1,000円
非会員  4,000 円

事前申込:参加ご希望の方は、資料準備の都合により2016年11月22日までに、日本保健
物理学会事務局(exec.off@jhps.or.jp)へメール
にてお申し込みください。メールには、氏名、所属、会員種別(正会員、学生会員、非
会員)を明記してください。なお、当日の参加も受け付けますが、配布資料がな
い場合がありますので予めご了承ください。

以上