日本放射線影響学会 / THE JAPANESE RADIATION RESEARCH SOCIETY

【8/28,29開催】第8回放射線生物学者のための疫学研修会

  • 2017年05月08日

第8回放射線生物学者のための疫学研修会

第8回「放射線生物学者のための疫学研修会」を下記の要領で開催いたします。
放射線生物学者の方に、普段あまり馴染みのない疫学を知って頂き、遺伝子、細胞、動物での研究と、人間集団
での研究の間を埋めるディスカッションの糸口となればとの趣旨で行っている研修会です。今年は「被ばく時年
齢効果を生物学的にどう説明するか」をサブタイトルに、疫学研究で観察されている現象の説明を試みる動物実
験の例、及び、その結果をご紹介頂き、議論します。

お問い合わせ、参加希望の方は放射線影響研究所 坂田(rsakata@rerf.or.jp)までご連絡ください。
参加申し込み時にお知らせ頂く事項:①お名前、②性別(懇親会費が異なる場合がある為)、③ご所属、④資料送付先
メールアドレス、⑤お弁当(\500を予定)の要不要、⑥懇親会(\3,000を予定)への参加、不参加、⑦お車でいらっし
ゃる場合はその旨(駐車スペースを確保します)
よろしくお願いいたします。

日程: 2017年8月28日(月)~29日(火)
場所: 放射線影響研究所(広島) 講堂
参加費: 無料

* 当研究所は不便なところにありますので、28日の昼食としてご希望によりお弁当(\500を予定)をご用意します

* 28日17:30より懇親会(\3,000を予定)を予定しております。
* 収容人数に制約がありますので、参加希望者が定員を超えた場合は、若手の研究者を優先させていただきます
ことご了承ください。

プログラム(仮)
8/28 
 8:30- 「専門でない人のための放射線生物学」中村 典/野田朝男(放影研)
 9:10-  開会
 9:20- 「専門でない人のための疫学の基礎」 坂田 律(放影研)
     早わかり講座「原爆被爆者寿命調査の最近の結果」小笹 晃太郎(放影研)
「放射線被ばくと心血管疾患の疫学」児玉 和紀(放影研)
 12:00- 昼食
 13:00- 「放射線被曝と甲状腺がん」 今泉 美彩(放影研)
    「胎児の被ばく影響:現在の課題」 濱崎幹也(放影研)
     「放射線の遺伝的影響:マウスとヒト」 中村 典(放影研)
     「マウス実験と疫学研究の相互理解・序説」 中村 典(放影研)
     「自然発がんの組織間の差」 古川恭治/三角宗近 (放影研)

 17:30- 懇親会

8/29
 8:30- 「専門でない人のための放射線生物学(II)」中村 典(放影研)
 9:00- 「被ばく時年齢効果に関する最近の放医研の動物実験」今岡達彦(放射線医学総合研究所)
     「動物実験結果の見方で何が変わるか」中村 典(放影研)
     「個体の成長と組織幹細胞」丹羽太貫(放影研)
     総合討論
 12:00 閉会

以上