日本放射線影響学会 / THE JAPANESE RADIATION RESEARCH SOCIETY

【8/20-21開催】第9回放射線生物学者のための疫学研修会

  • 2018年05月25日

第9回放射線生物学者のための疫学研修会

第9回「放射線生物学者のための疫学研修会」を下記の要領で開催いたします。
放射線生物学者の方に、普段あまり馴染みのない疫学を知って頂き、遺伝子、細胞、動物での研究と、人間集団
での研究の間を埋めるディスカッションの糸口となればとの趣旨で行っている研修会です。今年の総合討論は「
若年個体の放射線発がん感受性」についてをテーマとし、疫学研究で観察されている現象の説明を試みる動物実
験の例、及び、その結果をご紹介頂き、議論します。

お問い合わせ、参加希望の方は放射線影響研究所 坂田(rsakata@rerf.or.jp)までご連絡ください。
参加申し込み時にお知らせ頂く事項:①お名前、②性別(懇親会費が異なる場合がある為)、③ご所属、④資料送付先
メールアドレス、⑤お弁当(\500を予定)の要不要、⑥懇親会(\3,000を予定)への参加、不参加、⑦お車でいらっし
ゃる場合はその旨(駐車スペースを確保します)
よろしくお願いいたします。

日程: 2018年8月20日(月)~21日(火)
場所: 放射線影響研究所(広島) 講堂
参加費: 無料

プログラム(仮)
8/20 
 8:30- 「専門でない人のための放射線生物学 (Ⅰ)」中村 典/野田 朝男(放影研)
 9:10-  開会、写真撮影
 9:20- 「専門でない人のための疫学の基礎」 坂田 律(放影研)
     早わかり講座「原爆被爆者寿命調査の最近の結果」小笹 晃太郎(放影研)
「放射線被ばくと心血管疾患の疫学」児玉 和紀(放影研)
 12:00- 昼食
 13:00- 「放射線被曝と甲状腺がん」 今泉 美彩(放影研)
    「胎児の被ばく影響:現在の課題」 濱崎 幹也(放影研)
     「放射線の遺伝的影響:マウスとヒト」 内村 有邦(放影研)
     「マウス実験と疫学研究の相互理解・序説」 中村 典(放影研)
     「自然発がんリスクの組織間差」 三角 宗近 (放影研)

 17:30- 懇親会

8/21
 8:30- 「専門でない人のための放射線生物学 (II)」中村 典(放影研)
 9:00- 総合討論: 「若年個体の放射線発がん感受性」
山田 裕(量子科学技術研究開発機構 放射線医学総合研究所)
飯塚 大輔(量子科学技術研究開発機構 放射線医学総合研究所)
丹羽 太貫(放影研)
中村 典(放影研)
 12:00 閉会