日本放射線影響学会 / THE JAPANESE RADIATION RESEARCH SOCIETY

東京工業大学 2019年度 原子力規制人材育成事業 のご案内

  • 2019年01月17日

   東京工業大学 2019年度 原子力規制人材育成事業 のご案内

 東京工業大学では、平成29年度原子力規制人材育成事業に採択されました、
「原子力安全・核セキュリティ・保障措置教育の体系化と実践」を冠した
事業を推進しています。

本事業では社会人へも、以下の3S(safety, security, safeguards)実践的教育の実習科目を開講しております。
- 核セキュリティスクール (11月25日 - 27日)

また3S講義科目は本学の科目履修生制度を利用して、受講する事も可能です。
科目等履修生制度
(https://www.titech.ac.jp/graduate_school/auditors/auditors.html)
出願期日:
(4月入学希望者) 2月12日(火)~2月14日(木)
(9月入学希望者) 8月5日(月)~8月7日(水)
受付時間:9:30~15:30 (但し、12:15~13:15は除く)

ご興味のある方は、
下記事業概要とホームページ
(http://www.ne.titech.ac.jp/kiseijinzai/)をご覧ください。

--- 事業概要 ---
東京工業大学 原子力規制人材育成事業
事業名: 原子力安全・核セキュリティ・保障措置教育の体系化と実践
(ANSET: Advanced Nuclear 3S Education and Training)

東京工業大学は、平成29年度原子力規制人材育成事業に採択されました
(事業名: 原子力安全・核セキュリティ・保障措置教育の体系化と実践,
代表: 千葉 敏、幹事: 相楽 洋、松本 義久)。
本事業では、「核セキュリティ・保障措置を理解し、3S (原子力安全・核
セキュリティ・保障措置) を俯瞰・主導できる人材」の育成を目的として
います。このため、専門性、3S俯瞰・主導力、実践性を段階的に育成する
体系的教育カリキュラムを構築し、核セキュリティ・保障措置教育の体系
化と実践を、原子力安全との協働関係を有機的かつ一体的に把握しながら
実施します。主な育成対象として以下の2つを定め実施します。

1. 3Sの体系的教育
原子力専攻の学生に限らず、他系を専攻する修士あるいは博士課程の学生
(他大学学生や社会人を含む)を主たる対象とした単位修得コースを整備
します。
3Sを体系的・俯瞰的に理解し、原子力安全とのインターフェースを含めて
有機的かつ一体的に扱うことのできる将来の3S分野のリーダー育成を目的
としています。
学外の方は科目等履修生として、3S講義科目群の履修が可能です。
(1) 3S講義科目群
- 原子力安全工学 (既設、2単位、6月上旬~8月上旬)
- 核時代の国際政治と核不拡散 (1単位、6月上旬~8月上旬)
- 核不拡散・核セキュリティ学概論 (2単位、9月下旬~11月下旬)
- 危機管理 (1単位、夏期集中; 2日間)

(2) 3S実習科目群
- 原子炉過酷事故対応実習 (2単位、春期集中; 2週間)
- 放射性物質環境動態実習 (3単位、夏季集中; 1週間~)

(3) 3Sインターンシップ科目群
- 国内インターンシップ (2 週間~)
- 国外インターンシップ (3 ヶ月~)

2. 3Sの実践的教育
社会的ニーズや緊急性の高い核セキュリティを中心としたテーマに基づき、
実践的な実習科目を整備します。社会人も対象とし、対応能力取得を支援
する実践的な3S人材を育成します。
- 核セキュリティスクール (11月25 - 27日)

【お問い合わせ先】
東京工業大学 環境・社会理工学院
原子力規制人材育成事業推進グループ
住所 : 〒152-8550 東京都目黒区大岡山2-12-1 N1-4
電話 : 03-5734-2384
メール : kiseijinzai-admin@ne.titech.ac.jp
URL : http://www.ne.titech.ac.jp/kiseijinzai