日本放射線影響学会 / THE JAPANESE RADIATION RESEARCH SOCIETY

【2/16開催】NPO放射線安全フォーラム主催 第59回放射線防護研究会 『IAEA安全基準の策定動向と課題』

  • 2019年01月29日

NPO放射線安全フォーラム主催

第59回放射線防護研究会
「IAEA安全基準の策定動向と課題」

開催趣旨

国際原子力機関(IAEA)の放射線安全基準委員会(RASSC:Radiation Safety
Standards Committee)は、放射線防護に関する専門的知見を有する各国の上級政府
職員で構成される委員会で、放射線防護に関する安全基準文書の策定や改訂に関して
主要な役割を果たしています。RASSCに関係の深い安全基準文書には「GSR Part
3:放射線防護と放射線源の安全:国際基本安全基準(BSS)」があり、これは我
が国における放射線安全規制の基盤ともなるものです。
RASSCでは、2018年1月より第8期(2018~2020)の活動に向け
て、加盟各国へのアンケート結果に基づいて、13のテーマについて今後取り組むべ
き重点テーマの優先順位に関して議論を展開しています。

<第8期 IAEA-RASSC 13の重点テーマより>
- GSR Part 3(BSS)の履行Implementation of GSR Part 3 (International Basic
Safety Standards - the BSS)
- 免除とクリアランスのガイダンスの更新Updated Guidance on Exemption and
Clearance
- 規制に対する等級別アプローチGraded Approach to Regulation など

第59回放射線防護研究会では、この13の重点テーマの背景と論点を整理するこ
とで、国際的な視点での放射線防護分野の動向について情報共有します。また、これ
を受けて今後の我が国における放射線安全規制の方向性を議論し、かつ我が国が国際
社会に貢献すべき項目について、ざっくばらんに意見交換します。多くの方のご参加
をお待ちしています。



1.日時、場所
日 時 : 2019年2月16日(土)13:30~17:00
場 所 : 株式会社千代田テクノル 本社ビル2階会議室
東京都文京区湯島1-7-12 千代田お茶の水ビル
2.プログラム
司 会 : 高橋 浩之 NPO放射線安全フォーラム理事長
情報提供 : 立川 博一 「IAEA安全基準策定のための体制と手順」 (公財)原子力
安全研究協会

講 演 :
(1) 川口 勇生 「IAEA・RASSC第8期における検討課題とその背景」
国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 放射線医学総合研究所

(2) 荻野 晴之 「免除とクリアランス(DS499,DS500)」
(一財)電力中央研究所
コメント :
(1) 桧垣 正吾 国立大学法人東京大学
(2) 米原 英典 (公財)原子力安全研究協会
(3) 桝本 和義 NPO放射線安全フォーラム理事
総合討論 :
ファシリテータ 飯本 武志 国立大学法人東京大学

※ 本研究会会場内での、写真撮影並びに録音等については一切禁止いたします。
なお行った場合は、退場して頂きます。

3.参 加 費:(放射線安全フォーラム会員は無料)
一般:3,000円、 学生: 500円(受付時に学生証をご提示ください)

4.参加申込み:ホームページよりお申込み下さい。 https://www.rsf.or.jp
事前登録制です。会場の大きさに限りがあるために先着順60名とさせていた
だきます。

参加される方は必ず受付フォームより参加申込みをお願いいたします。上記サイト
より申し込みされていない方、参加申し込みのない方は、当日会場に入室できない可
能性もございます。なお、定員に達した後、または、受付期間終了後の参加お問い合
わせは、事務局までお願いします。

5.申込期日:2019年2月8日(金)17:00

6. 問 合 せ: mail@rsf.or.jp

[懇親会] プログラム終了後、18時00分から2時間程度を予定しております。
併せてご参加いただければ幸いです。懇親会参加費は別途3,000円
です。

以上