日本放射線影響学会 / THE JAPANESE RADIATION RESEARCH SOCIETY

Journal of Radiation Researchの掲載料改定について

  • 2019年09月20日
  • 理事

Journal of Radiation Researchの掲載料改定について

日本放射線影響学会 会員の皆様

 平素よりJournal of Radiation Research(JRR誌)をご支援いただき誠にありがとうございます。JRR誌に論文を掲載するためのAPC(掲載料)を見直すこととなりましたので、お知らせいたします。JRR誌が完全オープンアクセスになったのは、2012年、オックスフォード大学出版局との共同出版を開始してからですが、その時点から現在までAPC価格の変更を行いませんでした。近年はヨーロッパを中心にオープンアクセス化が進んでおり、学術出版業界では、購読モデルからオープンアクセスモデルへ本格的にシフトすることが予想されます。また、APC価格の相場は年々上昇しており、同分野のRadiation Research誌のAPC価格は$2,520(272,160円)、International Journal of Radiation Biology誌のAPC価格は$2,950(318,600円)です。JRR誌は今年で2年連続インパクトファクター2以上を維持しており、世界的にも権威のある雑誌だと考えております。つきましては、JRR誌のAPCをそれに適した価格に変更することとなりました。この変更により、非会員のAPC価格は£1,500(202,500円)(現行£1,000=135,000円)に、また会員価格は£500(67,500円)(現行£350=47,250円)に設定することになりました。非会員の新APC価格は2019年8月1日からすでに実施しています。会員の新APC価格は2020年1月1日に導入する予定であり、それ以降投稿される論文に適用されることになります。この件につきましては、日本放射線影響学会の理事会と社員総会、並びに日本放射線腫瘍学会の理事会で議論し、承認されております。JRR誌の継続維持、また本学会活動の活性化に貢献することになりますので、何とぞご了承くださいます様お願い申し上げます。

一般社団法人 日本放射線影響学会
理事長 島田 義也