日本放射線影響学会 / THE JAPANESE RADIATION RESEARCH SOCIETY

【12/17開催】令和元年東京RBC第1回セミナーのご案内

  • 2019年11月30日

【12/17開催】令和元年東京RBC第1回セミナーのご案内

東京RBC(Radiation Biology Conference)では東京工業大学において令和元年東京RBC第1回セミナーを開催いた
します。
参加ご希望の方は無料ですのでご自由にお越しください。
なおセミナーの後は懇親会を予定しております。懇親会参加ご希望の方は準備の都合上12/10(火)までに東工大
・島田(mshimada@lane.iir.titech.ac.jp)までご連絡ください。開催場所など不明な点がございましたら遠慮
なくご連絡ください。

令和元年東京RBC第1回セミナー
日時 2019年12月17日(火)15:00-17:00
場所 東京工業大学 北2号館5階571室

講師 塚田海馬東京工業大学 科学技術創成研究院 先導原子力研究所
概要 放射線は、細胞の遺伝情報を司るDNAに傷を与えるという特性からがん治療などに用いられている一方で、
その生体に対する影響には大きな関心が集まっている。特に低線量・低線量率放射線の生体影響を明らかにす
る上で無視できないのが、生体の持つ防御機構であるDNA損傷修復である。
本講演では、放射線によって引き起こされるDNA損傷の中で、最も修復が難しいとされるDNA二本鎖切断(DSB)の
修復機構について紹介する。

講師 石川純也・杏林大学 保健学部 診療放射線技術学科
概要 高線量被ばくでは、生体幹細胞を多く含み高い再生能をもつ造血組織等への障害が問題となる。放射線障
害からの回復において考慮すべきは未熟な生体幹細胞の再構成能、即ちクローン増殖能である。 放射線による
クローン増殖能喪失機構が不明であることが今日の被ばく医療を困難にしており、その標的因子の同定は効果的
な治療戦略へと繋がる。本発表では抗酸化及び抗炎症の観点から、それらの候補因子について紹介する。

多くの皆様のご参加をお待ちしております。
何卒よろしくお願い申し上げます。
参加申し込み
東工大・島田(mshimada@lane.iir.titech.ac.jp)